一般公開再開!沖縄の登れる灯台「残波岬灯台」から絶景をどうぞ。
|日本全国には約3,300もの灯台があるそうですが、実は登れる灯台はそのうちたったの15基なんだそうです。その貴重な灯台のひとつが、中頭郡読谷村にある「残波岬灯台」です。
ちなみに、沖縄には数多くの灯台がありますが、登ることができるのは宮古島の平安名埼灯台とこの残波岬灯台の2ヶ所のみ。
この灯台が設置、初点灯されたのは、1974年3月30日。それから既に40年近くもこの岬で激しい風雨に耐えながらも船舶の航行の安全に寄与しているんですね。
そんな残波岬灯台も2012年の台風第17号で大きな被害を受けて一時は参観を休止していましたが、2015年2月に一般公開が再開しました!
沖縄で一番高い灯台、その高さは約31メートル!上からはどんな絶景が望めるのでしょうか。
補修から蘇った「のぼれる残波岬灯台」、ワクワクしますね。
中学生以上の参観には参観寄付金として200円が必要となります。
こちらは参観案内の詳細。灯台の管理は国ではなく「燈光会」という団体が行っています。
さぁ、それでは開かれた扉にいざ!!
扉に貼られた案内によると、「11月1日は灯台記念日」、初代の灯台は観音崎灯台だそうですよ。
そして、灯台の光がどれだけ遠くへ届くのかもしっかり教えてくれます。
いよいよ階段を登ります!登る途中はなにも見えないので一気に登りましょう!
で、この階段一体何段あるの?って知りたくなりますよね。
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さっそく答えが貼られてました。
99段!
100−1段ですね。どうして99なんでしょうか。たまたまでしょうか。。
1段少ないのがなんとなく気になりますが、とりあえず登って行きましょう。階段の幅は何とかすれ違える程度。
ひたすらグルグルと登り続けます。
そして、ようやく99段を登り切るとそこには…
どーん!※画像をクリックしてみてください↑
こちらは、残波岬いこいの広場をはじめ、読谷村を一望する大パノラマが眼下に広がります。
天気が良い日は穏やかな残波岬。
天気の荒れた日には、ド迫力の白波が楽しめます。
こちらは西北側の好天時の景色。
こちらは同じく西北側の荒天時。
天気の良い日には、伊江島、粟国島、慶良間列島、那覇港まで一望できます!
せっかくなので、灯台の心臓部もよく観察しておきましょう。
プレートには「海上保安庁 LU-M型灯器(I-3)」とありますね。製造元は日本光機工業株式会社。
灯台のすぐそばには商売の神様とされる「泰期像」もあるので、ぜひ立ち寄ってみてください!
残波岬灯台
沖縄県中頭郡読谷村字宇座岬原
北緯26度26分28秒 東経127度42分49秒
TEL: 098-951-0120 *那覇海上保安部
営業時間: 5-9月 9:30-16:30/10-4月 9:00-16:00
参観寄付金: 大人(中学生以上)200円